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腐蝕女子【R18】

第1章 幼少時代


自分の部屋に戻り、良い子にお着替え


大事なプレゼントを二つ持って
蔵に向かい、鍵をまわして


「ガチャン」ギィーっと開き!


「!!っ! ビックリ!!はっ??
なんや、鎧か。開けすぐはいかんなぁ場所が悪いん。場所移動は爺さんに相談してみよ!」


蔵の電気をつけて、二階に上る
ロフトみたいになってるから
二階がホンマの秘密基地!

二階に正座する机の上にプラモデルを開けて
ニンマリ!(笑)ムフフ


「怒られる時間まで、頑張るでぇ!」


側から見たら、変わった女の子
人形遊びもしない。
おもちゃにも興味無し
流行りのテレビも興味無し

欲しがる物は、
プラモデル…。


大人の出入りが激しい家

大人の悪口を聞きたくないから

大人しくしていないと

母ちゃんに怒られるから…


プラモデルなら集中してると
大人しくなるから一番なんやっ!
プラモデルに合わせくれた
源さんに感謝やっ!


ーーーーーーーーーーーーー


源さんに連れられて
駄菓子屋に龍太と三人で行った時、
お菓子より、小さい箱の
飛行機に目がとまり…

飛行機の絵が気になり
ジィーと見て、棚の上にあり
手が届かない。

龍太
「どのお菓子にするのか 藍、決まった?ぼくね、アイスとポテ○チップス」


「決まりましたか?」

「手が届かへん、飛行機が欲しいん!あれ、こうて!」


「これですか?」と棚の上から取り出し藍に手渡した。


「うち、これがええ!」飛行機が手元に渡さた。


「お菓子じゃ無くて、良いのですか?作れないから作ってあげますね。」


「ヤッターっ!」ルンルン!

龍太
「お菓子の方がいいのに!藍にはあげないよ!」

得意げにアイスを食べる龍太を無視しながら
自宅に帰る

自宅の一室で、源さんに作って貰うと、あっという間に飛行機の完成!

その様子を藍は源さんの手元をよく見て、ぱっぱと作っているので、魔法の手だと思った。

小さな飛行機のプラモデルがうちの出会い…。


ーーーーーーーーーー



「藍、どこにいるの?時間だから帰ってらっしゃい!もうすぐ、ごはんですよ!藍、出きなさいっ!」


「あかん、今日は時間切れや また、明日やね。今行くから、もうちょい待ってぇな!」

急いで、電気を消して蔵に鍵を自宅に戻り


「帰ったでぇ!」
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