第1章 幼少時代
藍
「なんで、うちの幼稚園 遠いんや!源さんしっちょる??」
源
「姐さんからは幼稚園 通わせるから、送迎するようにしか言われてませんので、勘弁してください。」
源さんは (風間 源次郎)
運転手兼お守り役のボディガード
源さんの息子 風間 龍太(同い年)と
一緒に幼稚園通う途中…
龍太
「なんで、父ちゃん ぼくまで同じ幼稚園なの?近くの幼稚園なら他の友達も通うからたくさん遊べたのに!藍が悪い!!」
藍
「うちかて、母ちゃんによう言われへんから知らんから、源さんに聞いてるんや!バカ龍太!!」
龍太
「バカて言った方がバカなんだぞ!」
藍
「源さん、龍太と一緒はいややっ!」
源
「もすぐ着きますよ!仲良くして下さい。姐さんもすぐに来ますからね!」
今日は入園式、良い子にしてないと…。
入園式のお祝いに買ってくれる言っとった
ガン○ムのド○、買ってもらわんと!
まあ、しゃあない!我慢しとこ❤︎
頭の中はガン○ムのド○にチェックインや!
車から降りると…
更に黒い車が一台停まっていた。
停まっていた車から、
色白な男の子が降りてきた。
藍
「なんだぁ〜っ!誰かと思とったら、省吾やん!」
ダッシュで走り近づいて 龍太と一緒にバシッと背中を叩いたら、省吾がコケた…。
省吾
「痛いよ〜っ!!エェーん!痛いよっ〜っ!」マジ泣き
健二
「泣かすなよ!省吾も泣くな!男だろっ!男は無闇に泣くなって言われただろっ!」
省吾は相田組(舎弟頭)組長
一人息子
相田 省吾
健二は相田組組長の右腕、
若頭の息子
坂田 健二
藍
「母ちゃんの考えが見えたわ…。まあしゃあないっ!な!諦めよ!」ポツリと呟く。
よしっ!ガン○ムのド○に頭を切り替えて.…
ニコニコさんしとこ。
母ちゃんには頭が上がらへんからな
無事に入園式が終わり、お祝いのプレゼントをGETして自宅に帰ると
爺さん
「藍、入園おめでとう!爺さんからもプレゼントをあげよう!」
プレゼントに貰ったのは、一本の鍵!ずっーと欲しかった鍵。
家の端にある二つの蔵の一つの鍵。家の手前と奥の蔵の鍵…。
うちの頭のなかはお花畑❤︎
鍵もGETして レベルUPやっ!
蔵の中で遊んでは怒られた!
そりゃ!ぎょーさん 爺さんに…