第3章 GW合宿
ボロボロな敦を見て
藍
「どうしたん?誰かにヤられたん?」
敦
「いえ、心配には及びません…。お風呂に入って支度して来ます。ちょっと、待て下さいね。」
藍の頭を撫でて、行ってしまった
藍
「なんやの?」
朝ご飯を食べに、居間に行き
母
「藍、おはよう!」
藍
「おはようさん!」
朝の挨拶をして、キッチンにいる母を手伝う
藍
「明日から、弁当の他にお握りも付けて!お弁当だけでは腹が減り過ぎて、弁当だけじゃ足らん!」
母
「朝、しっかり食べればいいでしょ!女の子の食べ過ぎはダメよ。ほら、これ運んでご飯にしましょう!」
全員揃って
全員
「「いただきます!」」
ご飯茶碗を持って、キッチンに行き山盛りご飯にする。ご飯茶碗を持って居間に戻り
母
「!!山盛りにし過ぎでしょ!(怒)そんなに!食べるの?」
藍
「成長期やからね!お腹が減るんやもん!あっ!妊娠はしとらんでぇ!ピカピカのバージンやから!(笑)」
全員
「「ブッー!」」
母
「朝から変な事を言わないなの!(怒)」
敦
「食事が終わったら行きましょうか?」
藍
「そうやね!」
まだ、食べようとして母に怒られ三杯目は諦めた。食事を終え、支度をして敦と出かける
二人で、車に乗り込み敦が 車を走らせる
車の中で
藍
「櫻井さんとずっと、一緒に住んでたん?」
敦
「高校生になると同時に母が再婚したので、兄と住むようになりました!」
藍
「判る気がする!話し方が綺麗やもんね!」
敦
「藍さんはなぜ?押し入れで寝てるんですか?前から気になって!」
藍
「ドラエ○ンだって押し入れやん!家に変な人が入って来ても直ぐに対応出来るからやん!あの押し入れは四次元と繋がってるんやで!凄いやろ!」
敦
「早く言えばカチコミ対策ですかね」ニコッ!
藍
「ドストレーとやな!ちょっとは遠慮しいな!」
敦
「ハハッ!藍さんは可愛いね!そろそろ他人行儀な篠原さんもやめて欲しいな。」
藍
「年上やん!当たり前やん!まあ、篠原さんは6文字、敦さんは5文字、敦は3文字……。敦やな!決まりや!」
名前をひらがなにして、文字数を数えて一番短いのにした
敦
「いきなり!ですね(笑)!まあ、いいです。仲良くして下さい!」