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腐蝕女子【R18】

第2章 出逢い


車に乗り込み、運転席に源さん、助手席に篠原さん


後ろ座席は、龍太とうち


学校に向かって車が走り出す


龍太
「藍、おはよう!」



「おはようございます!」


よし、朝からたくさん言ったから噛まへんかった!


龍太
「どうしたの?なんか変なものでも食べた?」



「いつも通り…です、わ!」


…や、じゃなくて、わ?だっけ?は?だっけ?どっちや?

龍太
「フゥ〜ん!」


なんか、いつもと違う藍に不審を抱く


その様子を見ている源さんと敦は笑っている


学校に到着して、車から降りて龍太と教室に行く


教室に入ると



「おはよう!」


標準語の挨拶に省吾と健二がびっくり!!している


省吾、健二
二人で、目を合わして…藍から負のオーラが出ている…


今日は関わら方が良い…。


チャイムが鳴り、キーンコーン カーンコーン


授業が始まった


1時間目は理科


うちの大好きな時間がやってまいりました。ウハウハ、ウキウキ、パラダイスタイムやっ!


…ドキドキ…して、鼻血が出そう


……オーガニズムが、達成しそう


まだ、したことないけど…こんな?感じ?


ハァ…ハァ…苦しです。


ガラッ!理科の先生登場!


先生はハゲていても、
背が小さくても、
足が短かくても、
顔がブサイクでも、
ドルオタでも、
足が臭くても、
息が臭くても、


ステキ!です…だって、理科の先生なんですもん!


授業を真剣に聞いて、ノートに必要以上に書き込み


自分の考えても、記入して先生に質問攻撃が大好き!


…授業が終わり。


理科の先生を捕まえ、質問の嵐


先生が答えられないと、職員室に理科の先生を引きづり……先生を代えろと言う始末。

理科の先生が藍にビビっているのは本人は知る由もなかった。


2時間目は数学


うちの大好きな時間、数学の先生…。


貴方が、好き過ぎて、暴走しちゃいます。


細くてヒョロヒョロでも、
死相が出ていても、
骸骨に見えていても、
年老いた筋ばった全身でも…。

ステキ!です…だって数学の先生ですもん!


……。数学の先生にも、藍はビビられているのは本人に知る由もなかった。


3時間目は国語

………。興味無し

4時間目は体育

………。興味無し
















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