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腐蝕女子【R18】

第2章 出逢い


ニコニコさん作戦!


制服に着替え


ご飯抜きにされない様に標準語の練習


お早うさんじゃあなくて、おはようございます。


おはようございます。おはようございます。


よし、復唱して言葉を正す。


んで、行ってくるで!は…えっと、


行ってきますやっ!じゃなくて、


行ってまいります!か?


なんか、けったいやなぁ〜!面倒くさいやん!


いかん、ご飯にありつけん…。ヤバイで!


今日はニコニコさんで、龍太に言われた通りに喋らん方がええなぁ!


よし、いざ!ご飯へGO!


自室から居間に行く



「藍、おはよう!」



「…えっと、お…早よい…ございます。」


爺さん
「藍、おはよう!」



「爺さん、お早うさんじゃ…なくて、おはようございます。」


親父も起きた来て


親父
「藍、お早うさん!」



「親父、おはようさ…おはようございます!」


……。なんか、もう、疲れてきた…



「藍さん、おはようございます!」



「さっき、挨拶したや…。お、早ようございます!」


……ん、は言って無いから、セーフやっ!


朝の挨拶で、早くもギブアップしそうやっ!


母はその様子を見ている。


皆んな揃ったので、ご飯を食べはじめる


爺さん
「藍、醤油取って」



「ハイ!」


おかんの目があるから、ご飯を口イッパイに詰め込み、味噌で流した



「牛乳飲むなら、冷蔵庫に入っているからね!」



「うち…わ……が、自分で…私が取りに行ってまいります!」


何とか言えたでぇ!はぁーしんどいわ!朝から、拷問や!


キッチンに行き、冷蔵庫を開けて牛乳を飲もうとしたけど…コップを食器棚からコップを取り出し居間に戻る


居間で、コップに牛乳を注ぎ!ゴクゴクッ!



「ご馳走様でした!」


何とか無事にご飯を食べ終えた…。牛乳飲んで、プハーッ!出来へんし食べた気がしない。


今日、まだ始まったばかり…。憂鬱やわ


洗面所に行き、歯を磨きながら…ニコニコさん練習


ニコニコさんも疲れた…


口をすすいで、再度、ニコニコさん。


気合いを入れて、よし!喋らん!


自室に戻り、鞄を持って玄関に行き、靴を履く



「行ってまいります!」


思わず、ガッツポーズ!噛まなかったで!


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