第7章 鍵の中身は……
藍、久しぶりの授業でワクワクしながら授業を聞いていると、視線を感じる先は龍太だった
藍
「どないしたん?」
龍太
「なんか…雰囲気が変わったかな…と思ってな!気のせいだ!気にするな!」
藍
「変な龍太!」
藍、社会は凄い人ばかりや!うちも、聖徳太子を見習わんとな……しかし、あの爺さんは許せんな!警察は懲らしめんとな!
藍、授業を楽しく聞いて勉強をする
…休み時間になり
ピンポンパンポン
七瀬、風間、相田、坂田は至急、職員室に来るように…
省吾
「面倒くせえな!」
藍
「右に同じく!」
龍太
「右に同じく!」
健二
「左に同じく!」
4人で職員室に入る
龍太
「失礼します!」
4人で入ると、新任の校長がいた。新任の校長と校長室に移動して
神田校長
「実はね、君達4人に風紀委員をやって貰いたいんだ!君達の服は着くづして無いし、まあ、腰でのズボンは許そう!至って普通だが、シャツは寄れて無いしズボンもスカートもシワが無い…綺麗なんだ!
是非、やって欲しいが…タダでは動かないと思ってね!学食券を1年分、1日1枚でどうかな?やってくれる?やってくれるなら4人分は今すぐ渡す、やらないなら他に行く…どうする?」
4人で拳を握る……欲しい
藍
「少し、今、相談させてな!」
……コソコソと……
藍
「どないする?」
龍太
「欲しい!」
健二
「スゲェ!欲しい!」
省吾
「オレも欲しい!」
藍
「人参に飛び着くと、ろくな事は無いけど…欲しいな!」
……4人で人参に飛び着き
藍
「ヤルで、4人で!」
神田校長
「月曜日から、朝8時に門に立ち服装のチェックを頼むね!朝ラーの時間は無いからね!それでもヤル?」
藍
「……二言はないで!」
藍、ちょっと考えたが即答する
神田校長
「明日から頼むよ!これを渡すよ!」
龍太、校長から学食券を受け取り契約成立する
4人で校長室から出て、教室に戻る
省吾
「なんか、嵌められた感が半端ねえ!」
藍
「右に同じく!」
龍太
「右に同じく!」
健二
「左に同じく!」
省吾
「朝ラー食いながら見ればいいんじゃね!」
藍
「朝の車の中で食うしかないで!」
健二
「そうだな!」
龍太
「左に同じく!」