第7章 鍵の中身は……
駅に入り、朝食に蕎麦を食べていると……昨日の誘拐事件がニュースで流れる
藍
「ぶっ!けほっ、けほっ!」噎せ返る
……さっきの女の子だ!昨日はボケーと見てたから、気づかなかったんや
藍、蕎麦を啜りながら、鞄から小型カメラを出して龍太に再生して見せる
龍太
「ぶっ!!ゴホッ、ゴホッ」噎せ返る
龍太
「それ、さっきの!」
藍
「このまま東京に帰るか、警察署に行くかのどちらかやね!面倒になったわ!うちは宝だけゲットしたかったんやけどな〜!智明に怒られるわ!親父にも(泣) 」
龍太
「おじさん、竹輪天そば!お替り!」
藍
「うちも!おじさん竹輪天そば!お替り!」
龍太、食券2枚を買いに行き、出す
龍太
「事情聴取が長くなるから一先ずは腹ごしらえだ!」
藍
「そうやね!幽霊を見に敷地に入った。話しを合わせるんや!あくまでも、幽霊を見に来たんや!龍太、頼むで!」
龍太
「飛行機の中で聞いているから任せろ!」
2人で近くの警察署に行き事情を話してミニミニSDを渡し、事情聴取される。親の引取で帰される事になるが……警察署にどよめきが起きる。