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腐蝕女子【R18】

第7章 鍵の中身は……


藍、門を開けて入って行く…玄関までは枯葉があちら、こちらにはあるが、手入れがされている。歩きながら玄関に行きドアを開けるが閉まっている。中の様子は分からない。家の周りを歩いて見る…


中から人の気配がした……


藍、玄関に戻りチャイムを鳴らす


ビィー、ポン!


壊れているようだ



「ご免下さい!どなたかおるんやろ!話しがしたいんや!」


中から…


「ドサッ!」


倒れた音がした……


龍太
「ご免下さい!大丈夫ですか?開けて下さい!」


……背後から


隣の人
「ここに入っては行けないよ。さあ、こちに来なさい。」




「中で倒れた音が聞こえたんや!助けんと!」


隣の人
「いいから、こっちに来なさい。」


藍と龍太は玄関から離れて、門に歩いて行く…


隣の人
「うちは隣でこの家を管理してるんだ。この家には誰もいない。音が聞こえたのは朽ちてきてるから、床が剥がれたのかもな!」


藍と龍太は顔を見合わせる



「ここの家の人は亡くなったんやろ!」


隣の人
「そうだね。ここは事件があった場所だ。判ってきたんだね。そうか、そうか」


龍太
「この家をよく知っている人を紹介して欲しいのですが…」


隣の人
「ここにはいないな。どこに行ったかも分からんからな。さて、帰るか。近寄らないようにな。」


藍、龍太は門の外から中を覗くが人の姿は見えない
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