第7章 鍵の中身は……
智明が風呂から出て来て
智明
「会社の近くで駅弁フェアを開催していて、覗いたら美味しいそうだったから買って来た!食べよう!」
藍、冷蔵庫からビールを出し、グラスを持って席に着きグラスにビールを注ぐ
藍、智明
「頂きます!」 ビールを飲む
藍、智明
「うまい!」
智明、弁当を取り分けて渡す
智明
「改めて見ると全部、寿司だね!(笑)」
藍
「寿司屋に行ったと思えばええやん!」
藍、ちらし寿司を頬張る
智明
「そうだね!(笑)」
藍
「先に言うとくが、学校は心配ないで!逆に良かったんよ!コソコソして無いんやけど、そんな感じやったから!(笑)」
智明
「なら、良かった!鯖も食べて!オレも食べて!(笑)」
藍
「鯖は食べるけど、智明は生肉やからな!食べないで!」
智明
「明日はオレ、アニキの所に行って来る。状況も見たいしね!いい子にお留守番してろよ!」
藍
「いつも、ええ子や!(笑) 間違わんといて!」
食事が終わり、2人で片付けて仲良く歯を磨いて寝室に行き布団に入る
智明、藍の頭を押さえて唇に噛み付くように舌を這わせる。荒々しく舌を絡めて吸う
藍
「んっ……ふ…ぅ…」
智明、大人しくなった藍に優しく、ゆっくりと舌を絡める
藍
「ん……ぅ…はっ……」
藍、ア…カ……ん
智明、唇から舌を抜き、藍の首すじに舌を這わせて行く
藍
「……や…っ…ちあ……ぅ…」
智明、首すじから耳を愛撫して行く
藍
「……っ…ぁ…やぁ……」
智明、藍の小さく空いた口を塞いで舌をねっとりと絡ませて離す
智明
「青い果実はまだ、食べないよ!」
智明、藍の髪の毛を撫でながら抱き締める
藍
「もぅ…アカンよ…」
智明
「寝ようね!」
智明、藍の背中をトントンして寝かし付けて寝る
朝……
藍は目を覚ますと6時、隣に智明は居ない
藍は急いで掃除をこなして仕度する。鞄にメモと鍵を入れて下に降りると龍太が待っていた
龍太
「おはよう!行こうか!」
藍
「お早うさん!行くで!」
2人で大阪駅に行く、大阪国際空港に行き秋田空港で降りて電車に乗って湯沢駅に着く…
駅で蕎麦を食べてタクシーに乗り、タクシーのナビで目的地に行く…パソコンで見た家だが、かなり朽ちている