第2章 出逢い
自宅に戻った藍
走りながら門にいる見張りの人に頭だけペコリと挨拶
玄関前の見張りに頭だけペコリと挨拶
玄関に入り、靴を脱いで自室に戻る廊下で敦とすれ違う
敦
「お風呂、先に頂きました。隣の部屋になりましたので、よろしくお願いしますね!荷物は日曜日に運ぶ予定です。うるさくなるかもしれませんので、ご迷惑をおかけしますね!」
藍
「日曜日はうち、おらんからお好きにどうぞ!」
敦
「それでは、おやすみなさい…。」
藍
「おやすみ!」
自室に戻り、風呂の支度をして風呂に向かう
脱衣室で脱ぎ、洗濯機に放り込む
風呂に入りシャワーを浴び、頭を洗い
体を洗い、トリートメントをする
全部シャワーで流し、風呂に入りる
風呂に浸かりながら
近頃、胸が出てきた…。
邪魔だな…。
生理も面倒くさい…。
腹痛くなるのも面倒くさい…。
お尻もチョット大きくなった気がする…。
ちゃんと鍛えてないからか…。
怠けてだからか…。
背は六年生から5センチ伸びた…。
まだ、156センチ…。
まだまだ、背は欲しい…。
牛乳飲んで大きくなるで…。
風呂から出て、バスタオルで拭き着替えて、頭を乾かす
キッチンに入り、冷蔵庫を開けて牛乳を取り出す
パックのまま、腰に手当て牛乳を飲みだす
母
「藍、見てたわよ!コップに入れて飲みなさい!女の子らしく、お淑やかにしなさい!どうして、言っても聞かないの!喋らなけばお人形さんの様に可愛いのに、育て方が間違ったのかしら?明日からはお父さんと同じ話し方は禁止!判りましたか?でないとご飯抜きです!」
藍
「何言うてん!無理やわ!標準語になおしいって、考えても無理やわ!」
母
「明日からはご飯抜きね!」
藍
「判りました!」
牛乳を飲み終え、自室に入る
押し入れを開けて、寝床を整え
目覚ましをセットして布団に入る
寝る時は押し入れの襖も閉める
あの、篠原さんをどうやって追い出そう…。
おかんの約束もイヤやっ…。
親父は土曜日まで、こっちに居る…。
親父が東京に帰る日になんとか…。
何とかして、ドラ○モン!
の○太のように泣きついてみたい…。
考えながら寝てしまう