第2章 出逢い
【龍太の想い】ーー
自宅に着き、玄関を開ける
龍太
「ただいま!」
リビングに入り
龍太母
「お帰り!お父さん、来週から東京に行く事になったから、送迎が代わるから、龍太が藍ちゃんを守ってあげなさいよっ!聞いてるの?」
龍太
「ヘイヘイ、聞こえてますよ!年寄じゃないんだから、聞こえますよ!」
龍太母
「お父さん、余り帰ってこれなくなるんだからね!龍太がしっかりして貰わないと!」
龍太
「誰が、運転手するの?」
龍太母
「今年、大学を卒業したんですって、男性でしっかりした人だってお父さん褒めてたわぁ!引き継ぎがあるから、今週は一緒に仕事するんですって!」
龍太
「……あっそう!オレ、風呂入るわ!」
母親には素っ気ない態度をとる
自分の部屋に戻り、風呂の支度をする
スエットとボクサーパンツを持って風呂に向かう
脱衣室で、汗だらけの服を全部洗濯機の中に入れ
風呂に入り、シャワーを浴び 頭を洗い 体を洗う
体をシャワーで洗い流し、風呂に浸かる
この頃、藍を見てるとドキドキするんだよなぁ…。
まあ、もとから可愛いんだけど…。
中学生になってから少し仕草も可愛くなって来た。
体つきも女らしくなって来た…。
黒髪も伸びてきた…。
考えていたら、ドキドキしてきた…。
多分だけど、健二も藍の事を好きだと思う…。
これは、オレの勘だけど…。
藍の事好きだけど、女としての好きと友達の好き…。
ドキドキするけど…。
体を見てのドキドキか…。
オレもヤりたい盛りだからか…。
判らないけど、考えると…。
やっぱりドキドキする…。
喋ると可愛くないんだよなぁ…。
喋らないと可愛いんだけどなぁ…。
走って直ぐだからドキドキしてるのか…。
心臓病か…。
考えていたら、逆上せて来た…。
よし、風呂から出よう。
脱衣室で体を拭き、着替えて部屋に戻り
ベットにダイブ!!
それでもドキドキする…。
明日の朝もランニングするから
寝てしまおう。
布団に潜り、目覚ましをセットして
おやすみなさい…。