第6章 転校生は……
……右に曲がり、少し歩き到着する
智明と藍で綺麗に掃除をして、花を手向ける。線香をつけて、2人で祈る……
智明
「報告もしたし、遅いお昼を食べますか!」
藍
「智明も寂しいんか?」
藍、智明の背後から抱き締める
智明、背後の藍の腕を引き、前から抱き締める
智明
「藍が居るから寂しくない!離さないからね〜♪」
藍
「よし!美味いもん食って帰るか!」
藍、携帯を取り出して電話する
プルルルル
藍
「七瀬です。今から行くから、3名や…ランチのコースな!今から移動するから40分後にな!」
藍、智明の手を引いて霊園を出てタクシーを拾い智明を押し込み、乗る
藍
「浅草寺まで!」
智明
「浅草に行くの?」
藍
「そうや!」
藍、携帯を取り出して
プルルルル
藍
「親父!今から、いつもの料亭に集合な!来いへんなら愛を拉致するで、ほな!」
智明
「脅迫まがいだね!(笑)そんな事出来るのは藍だけだよ!」
藍
「親父を動かすには丁度ええ!(笑)」
渋滞する事なく浅草寺に到着して歩いて料亭に行き入って行く
女将さん
「いらっしゃいませ、お父さん見えてますよ。御案内します。」
個室に通されると親父がいた
親父
「待ちくたびれたで、長過ぎてあの世に行きそうや!(笑)」
藍
「撃たれても死なん奴が何を抜かしてるんや!(笑)」
智明
「先日は、お疲れ様です!今日は藍とデートです!(笑)」
親父
「見せびらかしに来たんか?」
藍
「何言うてんの!メシを食いに来たんや!親父にゴチになりとうてな、うちの隠し財布や(笑)」
親父
「隠れてないやん!あからさまやで!(笑)」
藍
「あからさま財布に命名するわ!」
女将さん
「失礼します。」
従業員と料理を運んで来て、綺麗に並べて行きグラスにビールをお酌して部屋を出る
親父、智明、藍
「「「乾杯!」」」
3人でビールを飲み干して
「「「うまい!」」」
親父
「食うか!」
食べながら
親父
「また、加藤の時みたいになるで!」
藍
「別に平気や!龍太達おるしな!前と一緒や変わらんよ!心配するなら子供でも作り!」
親父
「子種はぎょうさんあるけど、受け止めて貰うんが帰ってこんからな!」