第6章 転校生は……
鍵を指に差し、クルクル回す…
藍の携帯が鳴る
プルルルル
藍
「はい、そうですか、ありがとうございます。」
藍、前の人の物では無いなら、智明か…
智明がお風呂から出て来た
藍
「この鍵は智明の?」
智明
「どれ?」
智明、藍、手の中の鍵を見る
智明
「知らないな?けど、それロッカーの鍵だ!麻薬がたんまりだったら面白いね〜♪金とかな♪んな事ないけどな(笑)」
藍
「今は、一週間開かないロッカーは駅で確認するんやもんな!」
藍、何を預けてたんやろな?まあ、部屋に置いておけばええな
智明
「今日は、簡単鍋にしよう!」
智明、冷蔵庫に行き、食材を確認して行く、トマトのホール缶とコンソメを取り出してスープを作り食材を入れて行く
藍
「鍋やから箸は新しいのを出して、取り皿にレンゲか?」
智明
「あとは、グラスな!今日はトマト鍋だ!」
藍、テーブルにセットして行き、智明に近づき鍋を覗き込み智明に抱きつく
藍
「智明、美味そうやな!ヨダレがぎょうさん出るで!」
智明
「ハイハイ、冷蔵庫からビール出して行くぞ!(笑)」
藍、冷蔵庫からビールを出して、智明について行く
智明
「藍、皿だして!」
智明は取り分ける。藍はビールを注ぎ
藍、智明
「「頂きます!」」
ビールを飲み、食べる
藍
「美味い!あふっ、あちぃ〜!やん!」
智明
「ふーふーして食え!赤ちゃんか?(笑)」
藍
「赤ちゃんじゃないで〜♪お姉さんや!(笑)」
智明
「手が掛かるから赤ちゃんだ!(笑)」
藍
「今日からバブちゃんでええよ!甘えたい放題でええな〜♪お父ちゃん、取り分けてな!」
藍、食べたお皿を智明に出す
智明
「自分で取れよ!」
藍に取り分けて渡す
藍
「エビは熱いから…お父ちゃん、剥いて!」
智明
「冷ましてから剥けよ!お父ちゃんやないぞ〜♪お兄さんだ!カッコイイも付けて!(笑)」
藍
「イケ麺兄さん!エビを剥いて食べさせてな!」
智明
「麺じゃなくて、MENだそ!好きっ❤︎て言わないとやだね〜♪」
藍
「冷めて来たから自分で剥くわ!べぇ〜だ!」
藍、智明に頬っぺたを抓られる
藍
「痛いれしゅ(泣)ごめんなしゃい!(泣)」
智明、手を離す