第6章 転校生は……
藍
「上座に戻り!さて、親父に注ぎに行きますか!」
藍、ビールとコップを持って、智明と上座に行き親父の前でお酌する。親父はビールを飲み干して、藍にビールを注ぎ藍はビールを飲み干す
加藤のオッサン、和泉のオッサン、相田のオッサン、坂田のオッサン、智明に注いで行く
加藤のオッサン
「下着は気に入ったか?今度はピンクがええね!」
藍
「加藤のオッサンの趣味やろ!スケスケはアカンよ!」
和泉のオッサン
「長ドスは使ったか?」
藍
「組を潰さん限りは使わんよ!」
親父
「小さい愛も可愛いな!」
膝の子猫を撫でる
藍
「何が愛だ!クソ親父、金払え!猫も返せ!」
親父
「この愛は口が悪くないからええな!ニャーしか言わへん!」
藍
「口が悪いんわ親父のせいや!責任代も請求するで!」
藍、自分でビールを注ぎ飲んで、席に戻る
藍の事を知らない人はビックリしている子供が上層幹部と話をしているから……
龍太
「オレ達は明日帰るけど、藍は?」
藍
「うちは大阪に帰る!明日は智明の所に引っ越しや!」
健二
「オレも一緒に帰ろうか?」
藍
「皆んなはゆっくりし、うちは大丈夫や!また、月曜日にな!」
藍、自宅から敦に駅まで送って貰い、大阪に帰って行った
大阪に着き、たこ焼きを3パック買って、部屋で着替えて智明の家に行く
リビングのテーブルにたこ焼きを置いて食べ始めるが、冷蔵庫に行き缶チューハイを取り出してプシュ!歩きながら飲み、テーブルでたこ焼きを全部食べる
食べ終えたゴミを片付けて、風呂に入りシャワーを浴びると…お気に入りのシャンプー、リンス、トリートメント、ボディソープ、洗顔石鹸も置いてある事に感動!綺麗に洗い上げて、シャワーで流し風呂掃除をして出る
洗面器の棚にはフルーツの歯磨剤、歯ブラシまである…お気に入りだ!歯磨きして寝室に行き布団を掛けて就寝
数時間後に智明が帰宅
智明、リビングに行くとほのかにたこ焼きの匂いがするので食べたのが分かる
寝室に行き着替えて風呂に入ると綺麗に掃除されていたが藍のシャンプーの匂いがする。シャワーを浴びて身体を洗い風呂から出る
寝室に行き布団に入ると温かい。そっと布団を捲り、藍の寝顔を見て唇にチュとキスをして抱き締めると身動ぎをする