第6章 転校生は……
親父
「足はついとるで!残念やな!傷も塞がったが、お母さん帰って来んかった(泣)」
藍
「まあ、しゃあないな!オカンは金髪とウハウハ中や!(笑) うち、まだ親父の事許してへんで!詫び金を貰いに来たんや!幾らくれるん?」
親父
「そやな〜♪考えとくわ!(笑)」
藍
「ちゃんと振込めよ!確認出来なかったら玉袋取るで!ハサミでチョキンと切って鳥の餌にしたる!」
親父
「まだ健在や!切ったらアカンよ!まあ、連絡するわ!今日はメシ食って飲むで!」
後ろから次々と人が来て挨拶して手土産を渡して行く
智明
「退院、良かったですね!これは藍からのプレゼントです!開けて下さい!」
親父、智明からプレゼントを受け取り開ける。
パンッ!パンッ!パンッ!
ニャーッ!
藍
「親父にうちは裏切られても死なん!でも、その猫を裏切ったら猫は死ぬんやで!裏切は許さんよ!」
親父
「藍、ちょびっとは大人になったな!感動したからぎょうさん可愛いがるで!白い猫やから、名前は愛だな!」
藍
「漢字が違うだけや!アカン、同じ名前はイヤや!オカンの名前にしたれよ!」
親子で話をしていたら殆どの人が見ていた……娘の態度が親父と対等にしているからだ…しかも、詫び金を要求する娘…
親父
「藍も席に着け!」
藍、奥の席に着くと龍太、健二、省吾が笑ってる
親父
「今日は集まってくれてありがとう!心ばかりだが、心配してくれたみんなに御礼の席だ!存分に食べて飲んで楽しんでくれ!それでは乾杯!」
全員
「「「「乾杯!」」」
食べて、飲み始める…
龍太
「プレゼント!成功したね!(喜) ミルワームだったら何にしたの?」
藍
「くす玉に入れて、頭から虫だらけにしようと思ったんや、止めたやん!」
健二
「止めて良かったよ!」
省吾
「ご飯に入ったら食べられ無くなるからね!」
龍太
「藍、咲夜の事はどうするの?」
藍
「うちらがヤクザと知ったら離れるよ!知らんからおるだけや!」
省吾
「多分、離れるよ!若しくは利用しようとするかだね!」
健二
「利用は無理だろ、オレ達だからな!」
藍
「ほっとけば、ええねん!」
上座に座っていた智明が下席の藍の所に来た
智明
「先に帰ってて、遅くなりそうだから…」