第6章 転校生は……
藍…教室に戻り、グッタリする
龍太
「藍、もしかして…」
藍、頷く…
健二
「帰りはおんぶだな!」
省吾
「妊娠すれば?解決!」
省吾、藍にド突かれる!
チャイムが鳴り、授業が始まる
藍はグッタリしながら授業を受け…午後の授業が終わり…先生から中間試験を言われて終了
皆んなに荷物を持って貰い、龍太におぶさり車に乗り込み帰宅する
4人で藍の部屋に行き、藍を降ろして帰る
藍、着替えて、薬を飲んで…輝の布団で寝る
輝、夜遅くに自宅に帰ると電気がついていない…真っ暗…不審に思い、人の気配を辿る…リビング、トイレ、藍の部屋、人の気配がない…最後に寝室を開けると布団が膨らんでいる。布団を引き剥がすと藍が寝ていた
輝
「ヒットマンかと思ったよ!ほら、起きろ!」
揺さぶるが、起きない!頬っぺたを軽くペチペチ叩くと藍が起きた
藍
「お腹が痛い!怠いんや…飯はいらんから、寝か…」
藍、言い終わらないうちに寝る
輝、心配になり今日、何があったのか携帯で龍太に連絡する
輝
「今日、藍に何があったんだ!グッタリしていて寝ているが……そうか、判った!ありがとう」
輝、なんだ……しかし、そんなに辛いのか?俺には解らんな
輝は風呂に入り藍の様子を見に行く…寝てるからそのまま寝かせて、布団に入り一緒に寝る
朝……
藍は目が覚めて、自分の部屋に入ってお風呂の仕度をして風呂に入る。シャワーを浴びて全身を洗い…風呂を掃除して洗濯乾燥機からシーツなどを出し畳み片付ける
藍、怠いんや…腹が痛い…でも、掃除せな…怠さと闘いながら掃除をする
掃除が終わり、部屋に戻り学校の支度をして…お婆さんのように屈みながら、リビングに行く
輝
「辛いなら休んでいいぞ!」
藍
「アカンよ!3日乗り越えんと…楽にならへん!」
藍の携帯が鳴り、3人が迎えに来た
藍
「行って…来る。」
藍、玄関で靴を履き、健二におぶさり車に乗り学校に行く。学校に着くと龍太におぶさり下駄箱に行き上履きを見ると…凄い画鋲の山だ…4人で笑い、そのまま上履きを教室に持って行く
藍
「腹が痛いのに、笑うと余計に痛いわ!」
省吾
「この画鋲の数、結構金かかってるよ!」
健二
「暇もあれば金もあるんだろ!」