第5章 僕らは奴隷探偵団
キッチンを綺麗にしている間に、輝は風呂に入ってリビングに入って来た
輝
「やっぱり、臭うな…」
藍
「うちも、お風呂に入って来るわ!」
藍、リビングから逃げる様に部屋に行き風呂の仕度をして入る
風呂に入り全身洗い、お湯に浸かり一時のまったり…明日が楽になるように風呂の掃除をして風呂から出てリビングに行くと輝がバーボンをロックで飲んでいる
藍
「お風呂、頂きました!」
藍、輝に近づき頭を撫でる
輝
「なんで撫でられてるんだ?」
藍
「少し寂しそうやったから?」
輝
「バーボン飲んでただけだ!」
藍
「1人は寂しいやん、裏切られるのも哀しい…信じるのは自分だけや!自分だけ残るんも…寂しいよ!」
藍、輝の頭を撫でる
藍
「ヨシヨシ…輝はいい子や!(笑)」
輝
「子じゃないけどな!ありがとう(笑)」
藍
「うちは寝るで…別でええよな!輝は大人やからな!」
輝、抱き上げて、寝室に行きベットに下ろす
輝
「一緒に添寝だろ!ほら寝るぞ!」
藍
「お休みなさい!」
藍、目を閉じて…寝る
輝、藍を覗き込み……
輝
「本当に寝てる?早過ぎないか?」
輝、藍を抱き締めて見るが、クニャクニャしている…そのまま寝てしまう
朝……日曜日
藍、目が覚めて…温いやん…お腹に手がある?隣を見ると…あっそうや、輝と寝たんやな…手を解き、そっと起き上がる
藍、喉が渇き…冷蔵庫に行き水を出して飲む…背後からペットボトルが取られた…輝が背後で飲んでいる
藍
「お早うさん!」
輝
「おはよう!」
藍
「今日は智明の引っ越しを手伝って、奴隷の様子を見て来るで!輝も手伝い!」
藍、朝6時から掃除を始める…今日はクリーニングを出して出来たのを貰ってくる。玄関から始まり…リビングで終わる。寝室のスーツとワイシャツ、ネクタイを持って1階に持って行き出して、引き取り部屋に戻ってクローゼットに引っ掛けて、智明起こしにいく
ピンポーン、ピンポーン、玄関が開き
智明
「……入って……。」
藍
「お早うさん!お寝坊さんやね!手伝いに来たで」
雑巾とバケツを持っている。藍、掃除を始める。玄関から始まり…リビングで終了!ピカピカさん
智明
「荷物は洋服をバラすだけだから、大丈夫だよ!掃除ありがと!」