第5章 僕らは奴隷探偵団
鍋を囲んで食べていたら、智明が入って来た
智明
「ご飯なら呼んでよ!引っ越して大変なんだから!」
藍、お皿と箸、グラスを取りに行く
輝
「すっかり忘れてたよ(笑)」
智明
「藍、可愛いでしょ!あげないし、負けないよ!」
藍、智明にお皿と箸、グラスを渡して座る
輝
「そうだな!真っ直ぐがいいね(笑)」
3人でシャンパンを飲みながら食べる
智明
「藍はアニキとは寝ないでね〜♪」
藍
「ちゃんと部屋を用意して貰ってるから大丈夫や!」
輝
「なんだ、その発言は?一緒に寝るのか?」
藍
「智明が甘ったれだから、一緒に添寝しただけや!紛らわしい事言わんといて!」
輝
「今日から俺も添寝な!ベット処分しないとな!」
藍
「エッチは16歳になったらや!3年間は生殺しにしたるからな!楽しみはお預けや(笑)」
智明
「結構、マジでキツイよ〜♪」
輝
「禁欲なんてした事がないからな…」
藍
「禁欲ぐらいでヘコタレたらアカンよ!」
智明
「オレは藍に操を捧げる!赤いリボンをつけて!」
藍、冷蔵庫から水と氷、焼酎を持って来て3人分作って渡す
藍
「じゃあ、うちは赤い下着でプレゼントしたる!」
輝
「赤より白がいいね〜♪ 純白だと剥きがいがある!」
智明
「藍の下着は白ばかりだもんな!」
藍
「昨日、新しい色を買うてきた!ピンクと白の花柄と黒や…初めて色付きや!」
輝、智明
「「!!ぶっ!」」
藍
「アカン色やった?うち、オカンと買い物行くと変な色ばかり言うから…白ばかりやねん!オカン、キリン柄やヒョウ柄とか言うから…」
輝
「今度、買い物も一緒に行こうな!」
焼酎を3人分作って渡す
智明
「あっ…月曜日から運転手は剛だからね!敦は藍の自宅修復が終わったら親父の元に行くよ!血を見るのが駄目みたいだな!」
藍
「学校は歩いても近いんやないの?」
輝
「何かあったら困るからね!大事なお嬢様だからね!でも、ちゃんと視野を広げたり、幼い考えは勉強して貰うよ!掃除、洗濯もだよ!甘くは無いよ。」
藍
「判りました!智明の所も同じにします!」
食事が終わり、藍は食器、鍋を洗い綺麗にキッチンを磨く水滴は残さない