第5章 僕らは奴隷探偵団
藍、奴隷どもに発表する!
敦はご飯、買物、弁当、送迎係り……
健二は掃除、洗濯係り……
省吾は情報、食器洗い係り……
龍太はマッサージ、掃除係り……以上や!
自宅に着き、其々に準備に帰る。藍と敦は蔵に行き荷物を置く、無線機の電源を入れて録音する
飯山
「おう、俺だ!明日は金の集金日だからな!しっかりカツアゲしろよ!」
組員
「明後日には本部に振込みます!」
飯山
「金、金、金いいやがって!うるさい、ドカッ!七瀬はヤクでもうすぐ捕まるからな!そうしたら東京に進出だ!昨日、浅草のデカにガサ入れ頼んだからな!もうすぐだ!あはははっ、気分がいいな」
組員
「相当稼げますね!次の荷物が水曜日に港に着きますから売りさばく手配を取りますので失礼します。」
飯山
「もうすぐだ!あはははっ!」
…藍と敦は蔵を後にして自宅に戻る
藍
「ガサ入れはいつや?明日か?」
敦
「昨日、会った…と言ってますから、令状取ってからだと明日が固いです。」
藍、携帯から親父に電話をかける
プルルル…
親父
「なんや?どうした?」
藍
「明日、親父のマンションにガサ入れが入るから念のためや!事務所も入るかも知れんから、この間の小袋は捨てとき!」
親父
「大丈夫や!連絡もろてるからな!飯山が接触したんはうちのお馴染みのデカやからな!心配してくれておおきに!また、連絡寄越し」
敦
「流石ですね!デカイ声で筒抜けです。安心しましたね!ご飯の仕度しますね!」
敦はキッチンに行く
藍
「ご飯炊くだけでええよ!智明がおかずをぎょうさん作って帰ったから、味噌汁も鍋に入っとる!」
玄関のチャイムが鳴り、玄関に迎えに行く
藍
「入り!」
3人、大量な荷物を持って来た…居間に通す
龍太
「オレ、風呂洗いに行って来る!」
藍
「健二も連れて行き、教えてあげてな♪」
省吾
「オレは?」
藍
「うちと作戦会議!明日、飯山の息子が金渡しに飯山に接触する。金曜日までに息子を捕獲したいんや!水曜日に港に荷物が到着する!確実に飯山を潰すんや!刑務所にぶち込むんや」
省吾
「捕獲は簡単、いつも同じ場所に3人でいるから大丈夫!事務所を潰すにはガサ入れか?事務所ごと吹き飛ばす?…確実にか…」