第5章 僕らは奴隷探偵団
CDラジカセにCDを入れてヒップホップのダンス練習をする
山田
「音楽を聴いて、こうして回りしゃがんで回ってジャンプ、続けて横にステップ踏みながら、半回転…」
5人で踊る姿を智明は笑って見ている
山田
「貴方は酷いですね、リズム感が皆無ですね!」
敦の前に行き教えるがステップがズレるので敦は見学!練習してマスターしたので山田にお礼を言い、帰った
5人で黒のスエットに着替えてキャップを被り、首に太いアクセサリーをつけて完成
藍、蔵に小型カメラ、小型無線機、スプレー、爆竹15連を幾つか持ち、ガムテープなどを準備して健二に持たせる
CDラジカセは龍太に持たせ車で柳田組まで二手に分かれて移動する
車の中で……
智明
「無理はするなよ!」
藍
「大丈夫や、慎重にやるからな!」
龍太
「もしかして、柳田組に乗り込むの?」
藍
「当たり前やん!」
龍太
「聞いてないよ!」
藍
「奴隷に説明は要らんからな!うちが言った事すればイイんや!当たり前やん!」
…柳田組の近くまで来て、車を降りる。敦達はパーキングに車を停めに行く
藍
「智明、おおきにな!今週はうちも忙しいからまたな!」
智明
「連絡するよ!じゃあな!」
…智明は車を走らせ帰って行った
藍達は柳田組の隣ビルの屋上に行き準備をする
藍
「健二はうちらが踊っている間に柳田組の屋上に行き、事務所の通風口にこれを仕掛けて戻る!戻ったら龍太がカメラを設置しに行く、ここから見ると窓が開いてるから慎重に入って行くんや!マスクしてな!捕まったら笛を吹き!敦はヨウヨウ言ってな!開始や」
ビルの屋上で大音量でダンスが始まる……ダンスをする人、動く人に分かれて任務遂行
敦は音楽に合わせて、ちょっとズレるがヨウヨウ言ってる。藍は笑いながらダンスを楽しむ!健二が帰って来て、龍太が次に行く…
藍、健二、省吾はダンスを楽しみながら龍太の帰りを待つ…何とか帰って来た…ちょうど、柳田組に車が止まったので音楽を止めて撤収…ひとまずは任務完了
パーキングに行き車に乗り込み帰る
藍
「今日から皆んなはうちに泊まるんやで〜♪」
龍太は知っているので何も言わない…
健二
「支度して行くよ!」
藍
「1週間分準備してきてな!」