第12章 本当のｆｉｒｓｔ　ｋｉｓｓ

でも本当にびっくりしたな。
隼人君と武君までもが私のこと
好きでいてくれていたなんて・・・。
私、みんなに迷惑しかかけてないのに・・・
正直、ツナ君だってどうして
私を好きになってくれたのか
分からない・・・。


そういえばさっき隼人君が
”一週間何も食べてない”って言ってた。
・・・ということは私、一週間も
意識を失ってたって事だよね。
私は、ツナ君一人も満足に助けて
あげられなかった・・・。
相手は三人でこっちはツナ君一人
だったけど・・・そんなの理由にならない。

これからツナ君たちが・・・私たちが・・・
戦う相手はもっと強いって
リボーン君が言ってた。
それに今回はヴァリアーが諦めて
手を引いてくれたけど、他の相手は
絶対甘くないと思う。
ツナ君一人を助けるのもままならなかったんだ、
もっともっと能力を上げないと・・・
あんなことがあって気まずいけど、
私を鍛えてくれるのはフラン君しかいない。
リボーン君に事情を話してフラン君の
連絡先を聞こう！
隼人君と、武君もしっかり助けられるように！


・・・ていうか私、ツナ君とキス・・・
したんだよね・・・//
好きな人とするのは初めてで、
ツナ君も言ってたけど、
私もよくわからなかった・・・。
でも、一回目唇の位置がずれた時のツナ君
可愛かったな。

可愛かったツナ君を思い出すのと同時に、
キスしていた時のことも
思い出してしまい、
一気に顔が赤くなるの感じた、その時・・・