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【REBORN!】最初で最後の恋人

第12章 本当のfirst kiss







『ツナ君は初めてで、一生懸命
 上手にキスしようと
 頑張ってくれてるんだもん。
 カッコ悪くなんてないよ。』

ツナ「妃莉ちゃん・・・。」

『ごめんね。私のファーストキス
 ツナ君にあげられなくて・・・』

ツナ「妃莉ちゃんのファーストキスなら
   もらったよ。」

『?? どういうこと』

ツナ君何言ってるの?
私のファーストキスはよく知らない人に
無理矢理・・・

ツナ「妃莉ちゃんが好きな人と
   キスしたのは俺が初めてなんだよね?」

『うん?そうだよ?』

ツナ「なら、それが妃莉ちゃんの
   ファーストキスだよ。
   妃莉ちゃんにとっては悪い思い出だろうから
   忘れられなくてそうは思えないかもしれないけど、
   俺はさっき妃莉ちゃんとしたキスが
   妃莉ちゃんにとっての
   ファーストキスだと思ってるよ。」

『ツナくん・・・』

ツナ「それで妃莉ちゃん・・・あのね・・・」

『ん?何?』

ツナ「さっきのキス緊張しすぎて
   よく分からなかったから
   もう一回してもいい・・・?」

『うん・・・いいよ・・・///』

言ってツナ君がキスしようと
顔を近づけたその時・・・・

私の部屋をノックする音とともに
扉が開いた。
入ってきたのは隼人君、武君、
そしてリボーン君だった。

『ぁ・・・//』

ツナ「ぁ・・・//」

山本「お?有栖目が覚めたのな?」

『う、うん。』

獄寺「っていうか二人とも
   何やってんだ・・・?」

心なしか隼人君の声がいつもより
低かった気がした。
怒ってる・・・のかな・・・?

ツナ「い、いや・・・これは・・・」

ツナ君は慌てて私から体を離す。

リボーン「もしかしてオメェら
     そういう関係なのか?」

『え・・いや・・///』

獄寺「そういう関係って
   どういうことですか?
   リボーンさん。」

リボーン「ツナと妃莉が
     付き合ってるのかってことだ。」

獄寺・山本「っ!」

獄寺「そうなんスか、十代目!」

ツナ「え、えっと・・・」

言うとツナ君は”どうしよう”という顔で
私を見てくる。







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