• テキストサイズ

【REBORN!】最初で最後の恋人

第8章 私の能力の価値


ツナ「何してるの?」

『ツナ君と武君も・・・
 よかった。助けて・・・』

ツナ「え?助けてってどういうこと?」

『なんかよく分からないんだけど・・
 スクアーロさんにどこかに
 連れて行かれそうになってて・・・』

ツナ「え?なに?どういうこと?」

『私にもわからない。
 理由を聞いても”ボスが待ってる”
 としか言ってくれなくて・・』

ツナ「ボスってことは、ザンザスか。」

山本「だけど、なんでザンザスが
   有栖を待ってるんだ?
   なぁ、スクアーロ。」

スクアーロ「ボスがコイツの・・・有栖妃莉の
      能力に興味があるらしくて、
      仲間に引き入れたいんだと。」

『私がヴァリアーの仲間に・・・
 お断りします。
 私はツナ君たちの仲間・・友達ですから。
 それ以外のところになんて
 行く気ありません。
 だから帰ってください!』

スクアーロ「ヴォォォォォイ!
      有栖妃莉、お前には聞いてねぇし、
      拒否権なんかねぇよっ!
      ほら、早く来いっ!」

『痛いっ!やめてください!
 私は行きたくないですっ!』

ツナ「やめて!」

そう言ってツナ君はスクアーロさんから
私を離すと、私を自分の背中の後ろに
隠す。

『ツナ君・・・。』

ツナ「妃莉ちゃんは俺達にとって
   大切な子なんだ!
   だから、絶対に誰にも渡さないっ!」

”大切な子”・・・初めて言われた・・///

獄寺「そうだ!コイツは俺達の仲間で、
   と、友達なんだ!」

隼人くんがこんなこと言ってくれるなんて・・

山本「そうなのな。だから今日は
   帰って欲しいのな。」

そういって隼人君と武君も
私を隠すようにスクアーロさんの
間に立つ。

そして少しの間スクアーロさんと
3人は睨み合っていた。
/ 99ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp