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アンバランスな恋模様Ⅱ

第10章 36日目






「翔ちゃんお待たせー。」



 扉を開けるとさっきまで明るかったはずの楽屋が真っ暗で何も見えない。



 なんでよ。翔ちゃん帰ったの?ないないないない、相葉さんじゃないんだから。



 自分の考えを否定して、扉近くの壁に手を当て電気のスイッチを探す。何かそれらしきものに指先が当たり、そのままカチッと押してみる。




 その真っ暗で大きな部屋に突然灯りがつくと、凄く眩しく感じる。そのせいで目の前のピントがぶれ、確かではないその情報に目を疑った。














「………な、んでいるの、」









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