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アンバランスな恋模様Ⅱ
第8章 34日目
「今日あなたが奥さんみたいだった」
「え!」
「新妻です、もちろん私のね?」
「ええ!?」
「なんで驚くの。
そこは潤くんの奥さんじゃないでしょ?」
「い、いや、そこじゃなくて」
「え?なに」
「あ、いえ、」
エスパーかと。私も1人でその気分を味わっていたから。
「だから来てくれて感謝よ。
相葉も役に立つ時はあるということで」
なんて、嬉しかったくせにわざとそんなことを言う。
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