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アンバランスな恋模様Ⅱ
第6章 32日目
「あのニノが、女の子と住めるの!?」
「うん、住んじゃった」
ニヤニヤする相葉くんを見ると、急に照れくさくなって枕に顔を埋めた。
「かーわーいーいー」
頭をクシャクシャっと触る相葉くんに
「っせえな。触わんな、馬鹿」
といつもみたいに言ったけど「照れすぎでしょ」と笑う彼。こういうとこ、なんか歳上っぽいからムカつく。
背中を向けてまたキッチンへ戻る相葉くんが少し離れたところから
「で、なんで一緒に住んでんのに
俺ん家にいんの?」
とデカイ声で聞いた。
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