第17章 赤い月夜 [木兎×赤葦]
「ん・・・・ふっ・・・」
「おいおい赤葦、もっと泣けよ。」
と、彼はますます強く俺を揺さぶった。
「・・・・・・・・・・・。」
俺は、必死に声を我慢するために唇を噛んだ。
そのせいで口から血が出てしまった。
「おっ、いいもん見っけ♡」
と、彼は俺の口を舐めた。
それがいけなかった・・、彼はまた口の中のに舌を入れた。
「んぅ・・・ふぅ・・・」
彼は、舌と腰の動きが同じで全身が揺さぶられていて凄く感じてしまっていた。
「・・・あっ・・・ふぁあ・・・」
「おっ、出てきた出てきた。いい声♡」
俺がいい声を出すたびに、彼はより強く動く
それが、どんどん心地よくなってきて・・身体中しびれてきた。
「あっ・・・やっ・・・・はぁん・・・・」
ぐちゃぐちゃと嫌な音を立て続けながら彼は俺にぶつけてきた。
「はぁ・・・もっと近くで・・・」
と、俺の体を起こし彼の上に乗る状態になった。
「ほら、泣いて」
と、耳元で囁かれ思わず体がビクッとした。
「ふっ・・くっ・・んぁ・・・・っぁああ」
もう、堪えるのもつらくなっていた。
「あっ・・・やめっ・・・あん・・・あぁぁああ・・・」
「いいね~・・そろそろイクか?」
「はぁ・・・まだ・・・いきませ・・・うわぁああ!!」
俺の一番奥を突かれ、思わず声が大きくなった。
「おっ・・ここだね。じゃあ終わらせるよ。」
と、奥を徹底的に突き上げられて、
「やぁ・・!!ダメ・・・やめ・・・んぁああああああ!!」
「はぁ・・・出せ・・赤葦!!」
「あぁ・・・あっ・・あぁーーーーーーーー!!!」
『ふっ・・・・いいね君・・・♡』
(ヘイヘイヘーイ!!お前いい加減に・・・!)
『あぁ~、はいはい。ありがとーね』