第16章 赤い月夜 [黒尾×研磨]
それからクロは、腕・足・腿・背中・・・といたるところを噛んで血を吸った。
もう・・・意識が・・・・もたない・・・。
「研磨・・もうチョイ我慢してくれ」
と、クロは俺を抱きかかえた
「最後は、やっぱ首な」
と、血が一番濃いところを噛んだ。
「んぁぁあああああ!!!」
さんざんいろんなところを噛まれたせいで体はすっかり敏感だった。
「おいおい、結構吸ったのにまだ濃いぞ」
といい、また血を吸いだした。
ジュル・・・クチュ・・・
今までで一番大きな音を立て始めた。
「あぁ・・クロ・・・もう・・・・ダメ・・・・」
「あぁ・・もう少しだ」
と、肌を舐めた
「んあぁ・・あっ・・・」
もう・・・限界だった
「あっ・・・・ああああぁぁぁあぁあああああああ!!!!」
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「・・・・痛い」
「あぁ・・・悪ぃ・・・」
あれから、結構寝てたみたいだった。
起きたらもう10時だった。
身体は穴や血や傷でいっぱいだった。
「クロ・・・もう正気に戻ってる?」
「あぁ・・なんか・・ヴァンパイヤって奴?アレが体に入ってきて・・」
「それ・・さっきも聞いた・・・」
「うん・・・」
「ねぇ・・・クロ・・・・」
「ん・・・・?」
「アップルパイは・・・・」
「・・・・・・。今持ってくる・・・」
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