第11章 赤い月夜 [東峰×西谷]
~東峰side~
「もう、旭さんいい加減慣れてくださいよ。三年もここに通ってんでしょ?」
「だって~・・・泣」
俺は、大地に頼まれて体育館と体育館倉庫の施錠を頼まれたが・・・
「お化けなんていませんよ!!」
「俺、暗いものダメなんだよ~・・。」
あまりに怖いので西谷にもついて来て貰ったのだ。
「じゃあ、倉庫行きますよ。」
「えぇ~・・・。」
と、ツカツカ行ってしまう西谷に慌ててついて行った。
「じゃあ、閉めますよ。」
「待って・・窓が・・・。」
と言い俺は倉庫奥の窓に近づいた。
ガラガラ・・・
「あぁ~・・やっぱ開いてる。って今日は何か変な月だな・・・!?」
俺は、月を見た途端突然闇に包まれた。