第10章 赤い月夜 [澤村×菅原]
「ん・・んん・・・」
俺は、そいつの舌を舐めた。
さらに、舌を吸ったり噛んだり・・・
「んんん!!」
その度にそいつの体はビクビク疼いていた。
「はぁ・・あっ・・大地君・・・・」
口を離したそいつは目がうるうるしていてトロンとしていた。
「お前、盛り過ぎ・・。」
「ねぇ・・これで終わりじゃないよね?」
「・・・あぁ・・・。」
と言い、俺は立ち上がった。
そして、ズボンを下ろしてガチガチになった肉棒を出した。
「わぁ、大地君のすごいね。」
「・・舐めろ。」
「・・・はい」
と、そいつは俺のを口にふくんだ。
「ん・・んむ・・」
口の中で舐め始めた。
「ん・・・」
俺も思わず声が出る。
(さすがヴァンパイヤ・・・っていうべきか?)
そいつは、徐々に出し入れのスピードを上げだした。
(うっ・・・ヤバい・・・!!!!)
俺は思わず口の中に出してしまった。
「はは・・・大地君早すぎ」
「・・はぁ・・・はぁ・・・うるせぇ・・・・。」
「んで、次は?」
「終わりだ」
「へ?」
「俺がいつもしてるのは、いわゆる『お預けプレイ』だ」
「はぁ~?」
「さぁ、いい加減スガを返せ」
「・・・・。分かったよ・・・・。」
と、そいつは窓辺に立った。
「またいつか会おうね、大地♥」
と言い、そいつは月を仰いだ。
その瞬間、スガの体は支えを失ったように倒れた。
「スガ!!!」
俺は、その体をキャッチした。
「・・・・う・・・・うん・・・・・。」
「スガ!!」
「大地・・・俺・・・。」
「大丈夫か?」
「・・・うん大丈夫だよ」
と、スガは笑った。
いつもの笑顔で
「・・・じゃあスガ、悪いが・・・」
と、俺はスガを優しく倒しズボンを脱がせた。
「ちょっと、俺限界なんだわ・・・。」
「いつも俺のお預け喰らってるしね・・。」
「おかげで早漏になっちまったよ・・・」
スガは笑った。
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