第7章 観覧車で・・・したいです!! [月島×山口]
「ぎゃーーーーーーーーーーー!!!!」
山口は、ゆうれい屋敷の風になびく装飾だけでビビッていた。
「こんなの、何が怖いの?」
「だ・・・・だって~~~~・・・・。」
と言った瞬間、道の脇からお化け?が出てきた。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「ぎゃーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
「えっ?ちょ・・・・山口!!??」
山口は、あまりに驚きすぎて月島を置いて走って行ってしまった。
「はぁぁぁぁぁあああああ・・・・・・びっくりした。」
やっと落ち着いた山口。しかし、周りを見ると・・・
「あれ・・・・?ツッキー?」
月島がいない・・・。しかもそこは全く明かりがない場所
「つ・・・ツッキー・・・。」
山口は、怖すぎてその場に座り込んでしまった。
「ツッキー・・・どこぉ・・・怖いよぉ~・・・。」
と涙をながしながら月島を呼んだ。
「ツッキー・・・。」
「山口!!!!」
目の前にスマホのライト機能で周囲を照らしながら走ってきた月島がいた。
「つ・・・ツッキー・・・!!!!!」
と、顔をくしゃくしゃにしながら泣く山口
「ホント、びっくりして猛ダッシュとかなんなの?」
「ゴメン・・・ツッキー・・・。」
「・・・・ほら」
と、月島は手を出した。
「えっ?」
「もうすぐ出口」
「・・・うん!!」
と山口は目の周りを赤くしながら笑顔を見せた。