第7章 観覧車で・・・したいです!! [月島×山口]
デート当日(箱根旅行の次の週の日曜日)
なんと山口は寝坊してしまったのだ。
昨夜は月島との遊園地デート?が楽しみ過ぎてなかなか眠れなかったのだ。
今は、午前11:13
約束より13分遅刻だ。
「やばいやばい!!!ツッキーに怒られる!!!!」
山口は急いで遊園地まで走った。
11:21
やっと遊園地に着いた。
急いでいたためケータイを見る余裕もなく、山口はようやくケータイを見た。
すると、LINEには、50を超える月島からのメールと、30を超える電話の通知
ヤバいな…ツッキー帰ってたらどうしよう…。
山口の心に不安が過った。
不安を残しながら、入り口に着いた。
そこには………。
月島がいた。
でも、何人かの女の子に囲まれていた。
「つ・・・・・ツッキィィィィイィイイイイイ!!!!!!!」
山口は猛ダッシュで月島のもとへ走った。
「…じゃあ、そういうことなんで」
といって、月島は女の子達から離れ笑顔で山口の手を引き園内に入った。
この時山口は、嫌な予感しかしなかった。
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園内に入ってすぐ、トイレに連れて行かれた山口。
「…ねぇ。ここに呼ばれた理由、分かるよね?」
いつも以上に怖い笑顔。
「ご・・・ゴメンツッキー!!!! 俺今日が楽しみ過ぎて、寝坊して・・・。それで・・・・。」
「そうじゃなくて・・・。」
「へっ・・・・?」
「なんか、あったのかと・・・」
「えっ?ツッキー俺を心配してくれたの?」
「う・・・うるさい山口///////////」
ものすごい真っ赤だ。
「//////// ありがとうツッキー。ごめんね」
「・・・・。//// ほら、行くぞ。」
「うん!!」
と言って、二人は並んで歩きだした。