第6章 熱い男の熱い愛 [西谷×田中]
ということで、二人は落胆していた。
が・・・・・。
「うぉおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!」
「すっげぇぇぇぇぇ!!大浴場!!!!!!!」
さっきまで地獄の底にいた二人は、旅館の浴場を見た途端いつもの状態に戻った。
「うぉぉおおおお!!!広い!!!!」
日向も大興奮。
「お前ら騒ぎ過ぎだ!!」
と澤村の一括。
「ちょっと旭さん!!!」
「えっ?何?」
嫌な予感・・・。
「なんでタオル巻いてんすか?」
西谷の率直な質問。
「そっすよ!!男しかいないんすから!!」
田中も応戦する。
「えっ?いや・・だって・・恥ずかしいから・・・。」
「何恥ずかしがってんすか!!ほら!!!取ってください!!!」
と、西谷は旭の腰に巻かれたタオルをはがそうとした。
「おぉ! やれやれ~!」
と、菅原も応援。
「暑苦しい・・・。」
すでにのぼせ気味の月島・・・。
「だ・・だよね・・・ツッ・・・・キー・・・・。」
山口はすでにのぼせていた。
「おっ!龍!! サウナがあるぞ!!」
「おぉ!! 勝負すっか?」
「おう!! 受けて立つぜ」
と、西谷と田中はガッツポーズをした。
「えっ?なにやるんすか?」
日向が興味津々に聞いてきた。
「今から、サウナで我慢対決するぞ!!」
「うぉおお!!俺もやらせてください!!」
「おう!! 他はどーだ?」
「俺やります。」
と、単細胞の影山。
「俺パス」「俺も」「俺も・・・。」
と、菅原・澤村・そして、腰タオルを取られて恥かしそうな東峰。
「俺、そろそろ上がります。」
と縁下。 その他2年と月島・山口はすでに上がっていた。
「よっしゃ!!じゃあ4人で勝負だ!!! 」
「一番負けた奴は、一番勝った奴にガリガリ君な!!」
「「オッス!!!」」
「おっし・・・じゃあ・・・・スタート!!!!!」