第5章 三つ巴エッチ [岩及・松花・金国]
「岩ちゃ~ん。今日もお疲れ~♪」
青葉城西高校のバレー部の練習が終わり主将の及川と副主将の岩泉が部室に向かっていた。
「お前、最近ヘラヘラし過ぎてないか?」
「えぇ~?そんなことないよ~♪」
いや、二人が付き合い始めてから及川はいつもヘラヘラしっぱなしだった。
練習には支障は無いものの、岩泉にはどうも釈然としなかった。
「ったく、いつまでも恋愛如きに現を抜かしてると、影山に抜かれんぞ。」
「嫌だな~岩ちゃん、俺が飛雄なんかに負けはしないよ♪」
と、やはりヘラヘラしてる
「ったく…いい加減シャキッとしろ!!クソ川!!」
「酷い!!岩ちゃん!! 恋愛は人の自由だよ!!!?」
「だったら、部活内に私用を持ち込むんじゃねぇ!!」
と、及川を蹴った。
「痛いよ~」
及川は、蹴られた腰辺りを撫でた。
「ったく…、」
と、岩泉は呆れ顔で部室のドアを開けた。
すると………、