第38章 妖怪の罠 [天童×月島]
「うっ…ゲホッ……!!!なっ・・何!?」
口を離した天童さんは僕を見てニヤニヤしている
「・・ふっ、俺がのんだ薬。月島君にあげる♥」
と言ってまた笑う。
「なっ・・!?薬って・・・。」
「そっ。いわゆる媚薬ね。しかも、普通の5倍も強力なヤツ」
その顔は、あの試合中見た下衆顔
「くっ・・クソ!!」
「まぁ、すぐには効果ないから俺シャワー行ってくるね」
と行って天童さんは僕を置いてシャワー室に入った
「・・・・・・・・・。」
媚薬って言ってもたかが知れている
こんなの、耐えればいいだけ
この時はそう思っていた