第36章 信じて、お前ら [青葉城西メン]
村人1「青城組だーー!!!」
村人2「逃げろーー!!!」
村人3「きゃーーーーーーー!!!」
月が照り光る夜、青葉城西組総大将・及川は配下の妖怪達を引き連れてある村を襲っていた。
及「マッキー、まっつん。いつも通りよろしく」
花・松「了解」
と、2人の妖怪は一瞬にして姿を消しどこかへ消えた。
及「岩ちゃん、彼は?」
岩「この奥にある、神社の中」
及「分かった、金田一。遅れるなよ」
金「はい!!」
と、及川・岩泉・金田一は神社へ向かった。
巫女「神主様!!妖怪達がすぐそこまで!!」
神社の中では、神主が慌てていた
神主「こっ・・このままでは、この封印が・・・!!!」
ガッシャーーーーーーーーン!!!!!!!
と、神社の入り口が破壊された
神主「うわぁあああ!!」
及「・・・こんばんわ、神主さん」
と、恐い笑顔を振りまき、及川は神主を見下ろす
神主「おっ・・・お前・・!!」
及「ここでしょ?封印の祠って」
神主「・・・ちっ・・違っ・・!!!」
と、神主が後ずさりをして逃げようとした・・・
・・・が、
シャッ!!!
という風の音と共に、神主の下半身が半分に切られた。
神主「うっ・・・ぐぁああああああああああ!!!!」
と、神主は激痛により悲鳴をあげた。
及「金田一、ありがと。でも、片足だけでよかったのに・・」
金「・・・すみません」
と、大きな爪を構えていた金田一は弱い風を纏っていた。
神主「そっ・・そいつは!!隣の村に封印されていた・・・!!『鎌鼬』!!」
と、神主は怯えたように腕を使って必死に逃げながら言う。