第32章 一緒に暮らして気付くこと [黒尾×月島]
黒「はーい、お先に~・・・ん?」
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月島の部屋から何やら揉める声が聞こえた。
黒「・・・・・・・。」
黒尾は興味本位で覗いてみた
中には、月島と山口が・・・
山「だからツッキー、あれは・・・」
月「もういいから。早く出てってよ」
山「・・・・。」
なにやら重い空気
山「・・・おやすみ、ツッキー」
と、山口は月島の部屋から出てきた。
山「あっ・・」
黒「あぁ・・・悪い・・・」
山「いえ・・・お風呂入ってきます」
と、山口は一階へ向かった。
山口と別れて、黒尾は国見の部屋に入った。
でも、黒尾は月島が気になって仕方がなかった。
その時、ガッシャーン!!!という大きな音が聞こえた。
黒「・・・蛍ちゃん?」
黒尾は、急いで月島の部屋の前に来た。
コンコン・・・
黒「蛍ちゃん?大丈夫?」
月「・・・・。」
返事がない
黒「・・・入るよ」
と、黒尾は部屋に入った。
月島の部屋の中は、本や色んなものが散らばっていて、暴れた後というのがよく分かる。
黒「大丈夫?」
と、黒尾が声をかける
月「・・・大丈夫です・・・うるさくしてすみません・・・」
と、若干涙声の月島
黒「・・珍しいね、蛍ちゃんと山口君が喧嘩なんて」
月「・・・。」
黒「何が原因かは知らないけどさ、少し大人になったら?」
月「・・・んです・・・」
黒「ん?」
月「僕が悪いんです・・・」
黒「えっ・・・?」
月「僕が・・・いけないんです・・・」