第32章 一緒に暮らして気付くこと [黒尾×月島]
国「おはよぉ~・・・」
金「おっ、おはよ国見」
影「あぁ、おはよ」
すでに朝食を食べ始めている影山や金田一が言う。
月島も、少し遅れてリビングに来た。
山「ツッキー、おはよ」
月「・・・・・・。」
山口が月島に話しかけるが、月島はそれを無視した。
山「・・・・・。」
日「なぁなぁ、今夜だよな!!」
と、朝食を食べながら日向がわくわくしていた。
金「あぁ、今夜主将だった先輩たちが泊まりに来るからな」
日「やったーー!!」
山「主将の皆さんもシェアハウスしてるんだよね。副主将さん達と」
と、みんな先輩たちが来るのを楽しみにしていた。
-----------------------
国「じゃあ行ってきます」
金「おぉ、気を付けてな」
と、国見を見送る金田一
国「・・・・・・。」
なぜか国見は金田一を見つめたまま動かない
金「・・・・はぁ、」
金田一は小さくため息をつき、そっと国見を引き寄せた。
チュ
金「いってらっしゃい」
国「・・・・・行ってきます」
と、国見は笑顔で出かけて行った。
金「・・・ふう」
日「・・・・。」
影「・・・・・・・・。」
金「・・・って!!見てんじゃねえよ!!!」
日「朝っぱらからイチャイチャすんなよ」
影「同感だな」
と、金田一を横目に2人も出かけて行った。
金「・・・ったく」
月「じゃあ行ってくる」
金「あぁ、行ってら」
山「あっ、ツッキー!これ・・・」
と、お弁当を渡そうとした。
しかし、月島は受け取らずに出て行った。
山「・・・・。」
金「お前ら、マジどうしたんだ?」
山「・・・いや、俺が悪いのは・・・分かってるから」