第28章 女の子の気持ち [国見受け]
水族館に着いた2人は、チケットを買い館内に入った。
国「あっ、金田一。イルカがいる!!」
といい、国見はイルカが泳ぐ水槽へ走って行った。
金(あぁ~・・・可愛い)
国「可愛いね、イルカ」
金「あぁ、可愛いな国見」
と、金田一と国見はゆっくり水槽を回った。
国「あっ、ここだね。『クラゲフェス』」
金「あぁ」
国「俺クラゲ好き。フワフワしてうらやましい」
金「そっ・・・そうなんだ」
国「でも、クラゲって死ぬと水と同化して消えちゃうんだってね。」
金「なんでそゆ事いうの!?」
国「・・・なんとなく」
金「・・・・。」
クラゲの水槽を見ている二人は、なんとなく口数は少なくなっていた。
国「・・・・。」
金「・・・・あっ、俺トイレ行ってくるから。」
国「うん。」
と、クラゲを一心に見ている国見を置いてトイレに行った。
トイレから戻ると、さっきまで国見がいた場所にはいなかった。
金「えっ!?国見!!」
と辺りをキョロキョロすると、いた
なんか怖い男の人たちに囲まれてるーーー!!!!
アー・・・ヤバい・・・どうしよう・・・
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男「ねぇ、いいじゃん。俺らと遊びに行こうよ」
国「いえ、待ってる人がいるんで」
男「いいじゃん、そんなの。俺らと行こうよ」
あぁ・・・鬱陶しい
早く来てよ、金田一
男「ねぇ。君いくつ?」
と、男はついに肩に手を回してきた。
国「ッ!?」
何!?キモいんだけど
国「離してください」
男「おいおい、気が強いね」
男「俺は、そーゆー子結構タイプなんだよね」
国「・・・ッ!!」
ちょっと、やばいかも・・・