第2章 甘い黒蜜 [黒尾×研磨]
~黒尾side~
研磨の持っていたチョコを口に含み、そのまま研磨にキスをした。
「ん・・・んん!!」
俺と研磨の口内を溶けたチョコが行き交う。
キスする前から真っ赤だった研磨の顔はもっと赤くなった。
そんな研磨に俺は自分の中の理性が崩れていくのが分かった。
「んぁ・・・」
俺はどんどん声が上擦る研磨の服の中に手を入れ研磨の胸を愛撫した。
「あぁ・・く・・・クロォ・・・。」
キスと愛撫しかしていないのに、研磨の顔はトロンとしていた。
「研磨、立つの早えよ」
「ん・・だって・・・クロがぁ・・・。」
「俺が・・なんだ?」
「・・く・・・クロが女子にチョコ・・もらうから・・・あんなにうれしそうに・・・するからぁ・・・だから・・俺・・・。」
消えそうな声で研磨が言う。
俺は、研磨の頭を撫でて、
「安心しろ。何個チョコをもらおうが、俺は今お前と食ったチョコが何より嬉しいんだぜ?」
「チョコ、ありがとな。」
俺は、研磨に優しくキスをした。