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Dye D? 2

第6章 彼女


私は部屋に戻り、パソコンに向かった

新しいメールが届いていた

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妹の特徴、

胸の所にロザリオ形のアザ


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「ロザリオのアザ...?」


この尋ね人は綺麗なロザリオを持っていて、
自身の身体にもロザリオのアザ?


あのフードの女は、ずっと分厚いコートを着ていた。

胸のロザリオなんか、
どう確認したらいいんだろう。


あの様子では、
大倉が絶対に彼女に私を近寄らせないだろうし…。

そもそもなぜ、あれほどに警戒しているのか?

それが、私には不思議だった。

やはり、誘拐した女だから?

でも、彼女は助けに来た私に助けを求めるより
彼らに惚けてる。

なぜ?

既に、彼らに洗脳されているから?


すると、パソコンにまたメールが届いた。

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6人の青年、屋敷に下敷きにより死亡

肝試しで行った先の事故

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それは、かなり昔の記事だった。

なに、この写真はこの屋敷だけど
今とは少し違う感じがする。


なぜ依頼主は、この記事を送って来たのだろう。

私は不安になって返信してみた。

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その記事は、これと何か関係しているのですか?


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返信がくるまでの、時間のもどかしさ……。

いったいこの屋敷で何があったのだろう?

私の好奇心はますます大きく動いていた。

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彼らには決して油断してはなりません。

命を落とす事になります。


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そのメールで初めて、
私はゾッとした。

踏み込んでは行けない場所に
踏み込んでしまったことに
今更になって気づいてしまったから。
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