第3章 2。JIYONG
打ち上げ会場につき、キョロキョロと周りを見渡すハルの手を握った。
ジ「こっち」
「はい」
恥ずかしそうに俺に手を引かれてついてくる。
ジ「何飲む?」
「え?何ですか?」
聞こえなかったのか、俺は耳元で聞き直した。
何でも良いと言ったのでとりあえずコロナにした。
ジ「はい」
「ありがとうございます」
そういって軽くお辞儀するがハル可愛いと思った。
飲み始めてふとのハル方を見ると。。
(なんか無理してね?苦い顔してるしw)
あーコロナ飲めないんだ。と思いドリンクを交換する。
俺はハルの飲みかけを飲んだ。
ハルは何故か顔を赤くした。
(あ~間接キス。。。とか思ってんのかな?wかわいいー)
俺はわざとからかうように言った。
ジ「ん?どした?顔赤いよ?もう酔ったの?」
ハルは「大丈夫」と言って慌てて俺の飲みかけを飲み始めたから、更にからかってやった。
ジ「あ!間接チューだー!w」
そう言うとハルが思わずドリンクを吹き出した。
(やべーwちょーかわいいんですけどw)
俺は笑いを堪えきれず腹をかかえて笑ってしまった。
ふとハルを見ると、恥ずかしそうに下を向いていて。
(やべ。笑いすぎちゃったな)
そう思ってロンTの袖で汚れたハルの口元を拭いてあげた。
「汚れちゃいます」そういって顔を上げたハルの顔が凄く可愛くて。
なんだかすごく胸がドキっとした。