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【忍たま】笑顔動画の歌姫くん【男主】

第2章 始まり


団蔵「ってお前ら何すんだよぉーー!!!?」
兵太夫「っち、生きてやがった…」
虎若「生きてるわあぁぁ!!!」
三治郎「あははっ♪(永遠に)寝てればよかったのに」
金吾「もうやだ…」

あれ、幻聴が聞こえた気がする。疲れてきたのかなぁ。朝から忙しかったしなぁ。今日は早く寝ようっと。

?「ねぇ、大丈夫?」
?「顔色が悪いけど…」
『………は!あ、えと、大…丈夫です…』
伊助「大丈夫ならいいけど…僕は二郭伊助。よろしくね!」
『あ、よろしくお願いします』
庄左ヱ門「僕は黒木庄左ヱ門、よろしく。学級委員長なんだけど…ごめんね、こんなクラスで」
『え?いえ、大丈夫ですよ。楽しそうですし』

うん、楽しそうなクラスではあると思う。…ただちょっと疲れそうなだけで。

庄左ヱ門「そっか…ありがとう」
『?ぼくは思ったことを言ったまでですよ?』
庄左ヱ門「それでもありがとう」
『はい…?』

なんか黒木くんさっきよりもニコニコしてません?笑顔がまぶしいです。キラキラしてます。

?「おーい、乱太郎生きてるかー?」
?「うえ!?乱太郎死んじゃったの!?」
?「生き…てるよ」

あ、すごい転び方した不運な人だ。生きてたんだ、よかったよかった。え?本当によかったって思ってますよ?転び方がすごすぎて現実味がなかったんです。机につまずいて一回転しながら転んで背中を踏まれて吹っ跳んできた三人に潰されたとか信じたくなかったです。人間技じゃないです。

?「いたた…」
『………………………大丈夫ですか?』

いや、大丈夫ではないと思うけど。とりあえず手を差し出してみた。……さわったら不運うつるとかないよね?

乱太郎「わあ、ありがとう。こんな姿見せちゃってごめんね。その、ちょっと運が悪くて…。あ、僕は猪名寺乱太郎。よろしくね!」
『(ちょっと…?)よろしくお願いします…』
しんべヱ「乱太郎ずるいー!あのね、僕は福富しんべヱ!好きなものは食べられるもの全部!よろしくね~!」
きり丸「じゃあ、俺が最後の紹介か。摂津きり丸な。あ、お前俺と同室な、そこんとこもよろしく!」
『同室…って同じ部屋ってことですか?』
きり丸「あーいや、同室っていっても寮はマンションみたいになっててな、その一室が2LDKで二人で共有できんだ」
『………へぇ、そうなんですか』

………………本当に金持ち校なんだな。



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