第2章 始まり
なんだかんだで昼休みになりました←
乱太郎「ねえ白神さん、いっしょにお昼食べない?」
…誘い方が女の子っぽいのは気のせいですか?
『いいですけど…お昼って学食なんですよね』
きり丸「そうそう!すっげー安いんだぜ」
しんべヱ「きり丸はね~安いとかタダっていう言葉に弱いんだ~」
きり丸「だってタダより安いものはないだろ!」
『え、それって…いえ、やっぱりいいです』
なんだか言ってはいけないような気がしました。
in食堂
『ここが食堂…広いですね』
たくさんの木製の机や椅子が並んだ、二百人は入りそうな広い食堂だ。
乱太郎「高等部と大学生が共同で使うから全員は入らないんだけどね、外にはベンチとかもあるし、必ずここで食べなきゃいけないってことではないんだ」
『天気のいい日は外で食べるのも良さそうですね』
きり丸「あれ?なんか今日すいてるんじゃね?あんま人いねーな」
そう言われてキョロキョロと周りを見渡してみると、確かに席が埋まっているところが少ない。高等部の生徒はいるが大学生が1人も見当たらない。
?「今日は大学生が研修でいないっていってただろ。お前らはまた話を聞いてなかったのかよ」
?「まあ、あほの3組だから仕方ないのか」