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【忍たま】笑顔動画の歌姫くん【男主】

第2章 始まり


小松田「ここが学園の正門だよ~」

そう言われて上を見上げると、

『わあ、おっきい!』

5mはありそうな大きな門。といっても和風なので豪華というより貫禄がある感じだ。

小松田「いつもはこの門開かないんだ。開くのは長期休みの前後とかだけだよ。イベントもだいたい学園でできるからね~」

小松田さんがちょいちょいと小さな扉の前からぼくを呼んだ。小さいといっても門に対して小さいだけで普通の大きさの扉だが。

小松田「さあ、ここが忍術学園だよ!」
『…っ!!すっご 小松田「あああああぁぁぁ!!!」えっ!何っ!?』
小松田「ごめんねっ、悠君!僕、吉野先生にやれっていわれてたお仕事忘れてた!ここからは一人でよろしくねっ!わあぁ、また怒られるぅ!!」

…小松田さんは風のように去っていった。

『…道わからないんですけどどうしろと』
?「君が編入生の白神君かい?」
『ふえっ!?』
?「ふえって…くくくっ」
『ちょ、笑わないでください!』

急に声をかけられて変な声を出してしまった。声をかけてきたのは二十代半ばくらいの先生だった。自分の身だしなみにはあまり気づかってないように見えるので独身なんだろうな。

?「ごめん、ごめん…くくっ」
『はあ…あの、先生ですよね?ぼくが白神悠ですけど」
土井「そうか、私は土井半助。君の担任だ。これからよろしくな」
『はい、よろしくお願いします』
土井「時間があったら先に寮を案内するつもりだったんだが、そろそろ授業が始まるし、教室へ行こうか」
『あ、すみません迷って遅れてしまいました』
土井「いやいや、最初は誰でも迷うもんな。すぐに迎えに行ければよかったんだけど、ちょっといろいろ騒がしくてな…はあ…胃が痛い…」
『え?大丈夫ですか?』
土井「ああ、大丈夫大丈夫。それじゃ歩きながらこの学園のことでも説明していこうか」


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