第8章 2-第四話
「いや、出てなかったけどすごい怖い顔してたから…」
「あはは、ごめんごめん。」
ヤバい。これはヤバい。そうとうリア充になりたいみたいだ。
――――――――――――――――――――――――――――――――
「おはよ」
「ん、はよ」
気ぃ抜けてるなぁ~…何君だ?隣だから一応あいさつしてみたものの、誰だ?
「てか、俺のこと知ってんの?」
うげっ。
「ごめん、わかんない。」
「だよねー俺このクラスじゃないし。実はさ、華ちゃんに告るために待ってたんだ♡」
キモい。言ってしまいそうになった。
「…返事は?」
「え、返事待ちだったんですか。」
「天然だね~可愛いなぁ。てかタメでいいよ。」
「…キモっ」
あ、やっちゃった。
「ひどいなー。まぁ、そういうとこも好きだけど♡」