第5章 第二章第一話
「姫様よろしいんですか?」
これで仲が悪くなったら最悪だ。匡様なら途中で来ると思うけど。
「うん…いいの。」
苦笑いで言った。
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「やっぱり人が多いと妖怪も腐る程居ますねぇ。」
「まぁ腐ってるけどね。ねぇ決起ちゃん、集会はいいの?」
聞かれるだろうと思った。八大と一緒に紹介されたのだ、まぁ当然だろう。
「いいんですよ、八大の集会なんて。姫様…じゃないほうがいいですかねぇ。。。ん~どうしよ…」
外で姫様はやめたほうが良いと思った。なんでだろう?そして決起と呼ばれるのも嫌だった。
「外では実沙緒ちゃんって呼んでも良いですか?あっ敬語もやめたほうが良いか。あと決起じゃなくて華って呼んでくださいね!私、本名の方が好きなんです。決起っていうのは役職名なんです。」
敬語やめたのは失敗かなぁ~
「…うん!解った、よろしくね華ちゃん。匡以外に何にも気にせずにタメ口で話せる人欲しかったんだぁ~」
あぁ匡様はこの笑顔に惚れたんだ…わかる!可愛い~