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人狼少女を拾いました

第3章 異変


翌朝の6:30...


3 2 1GO! 
カモン カモン カモン Everybo..ピッ..

「ふわぁ...やっべ...少しねみぃ......。」



デビュー曲のアラームと共に目を覚ました俺。



昨日のユリのことをずっと考えていたせいか、



少し眠い......。



「さて、顔洗って朝飯の支度するか......。」



ベッドから起き上がり、



隣にユリがいるか見てみるが......



「あれユリっ!?」




隣に寝ていると思っていたはずのユリはいなかった。



「っ...先に起きているのか......?」



急いでリビングに行ってみる俺。



ベッドにいないならリビングにいるはず......





「ユリっ!」



リビングの扉を勢いよく開けてみたが



ユリの姿は見当たらない。



「っなんでだよ......。」



もしかして......昨日の幻覚と何か関連してんのか?



それに藤ヶ谷の意味のわかんない言葉も......




『ユリちゃん、君って何者なの?』


『会ってからずっと思ってたけど......
君ってもしかして......』


『......言う時が来たら...その時に必ず言う。』















『"今"のお前には、理解できねぇよ。』











「マジで意味わかんねぇよ......。」



俺が下に俯いたとき......



とん......とん......



「......ん?」
(この音......。)



この音って包丁の切っている音?



キッチンの方で包丁の音らしいものが聞こえた。



もう一度顔をあげ、キッチンがある方を見てみた。



そしてそこには......



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