第2章 パパと娘
横尾が料理をしている間ユリはメンバーと
かくれんぼ中......←『マンションでやるの狭くね?(笑)』
「もういいかい、なの......。」
鬼はユリ、だが声が少し小さいため聞こえずらい(苦笑)
「もういいよー!」
北山は他のメンバーよりユリの近くに隠れているため、
いち早く返事をする。
「「「もう始まってんの!?」」」←
「(笑笑)さぁユリちゃん、
皆はどこに隠れているでしょうか?」
横尾はもう完全にオカンになっていた。
「......パパはあそこ、なの。」
ユリは北山が隠れたであろうクローゼットを指差す。
(え゛......見つかるの早くね!?
だってこんな簡単にわかんねぇだろ!?)
(早速北山見つかっちゃった(汗))
「ユリちゃん、何で北山があそこにいると思ったの?」
「匂い、なの......。」
「匂いって......。」
(そういえば前も太輔の匂いが
どーのこーのって言ってたな......。)
「匂いでわかる、なの。」
「匂いでわかるって犬みたいだね(笑)
もしかしてみんな、匂いとかでわかるの?」
「ん......。」
(ユリちゃん、匂いでわかるってどういう事なんだ?
人間には犬みたいな鋭い嗅覚は持っていないのに......。)
横尾はそんな疑問が思い浮かんだ。
そしてユリはクローゼットまで行き、
クローゼットの扉を開けた。
「パパ見つけた、なの。」
「真っ先に見つかっちまったよ......(泣)」
「......タマちゃんと宮田はあそこ、なの。」
ユリはまたもや玉森と宮田の隠れた部屋を指差す。
「おいユリ、何であそこにいると思ったんだ?」
「匂い、なの......。」
「......どゆこと?」
「匂いなの。」
少し北山を睨みながら言うユリ。
「ぁ、はい...(汗)」←
(匂いって何のことだ?)
北山も横尾と同じような疑問が思い浮かんだ。