第2章 パパと娘
それからユリ達は双六を楽しみ、
最終的には出来なかった2人も混ぜてもらったのだった。
「最後のゲームは俺の勝ち!」
「マジかよ......まさかの北山が1位?」
「うっし!藤ヶ谷に勝ったぁ♪」
「ユリ負けた、なの......。」
ちなみにユリは2位。とても悔しいところだ。
「親子パネェ......(苦笑)」←
玉森は驚きながら2人を見る。
「ユリちゃん北ミツに負けて悔しくない?」
宮田がユリを見ながら言う。
「宮田に負けるよりマシ、なの......。」←
「酷い!(泣)」
「「「「「「ドンマイ宮田(笑)」」」」」」
「笑いながら言わないでよ!(泣)」
「(笑笑)なぁ、今日はここで夕飯食ってくか?」
「いいの宏光?」
千賀がパチクリさせながら見る。
「あぁ。どうせもう遅いし、ついでに食ってけよ(笑)」
「「「「「「ついでかい!」」」」」」
「パパ、まだガヤ達といれる、なの?」
「ん、あー...そうだな......。」
「何でいきなりテンション下がんだよ(笑)」
「別に......。」
「ホント北山は親馬鹿だね(笑)
今日は俺が夕飯作ってあげようか?」
「マジで渉!?」
「うん、料理と言ったらこの俺でしょ!」
「なんかそれすげぇ助かる!8人分も作るのキツイし(苦笑)」
ボソッ
「まぁユリちゃんと一緒に遊んでな?
さっきあんまり遊べなかっただろ?」
横尾が北山の耳元で小さく耳打ちする。
「.....横尾さん(泣)」←
「何これくらいで泣きそうになってんだよ(笑)」
「だってぇ......(泣)」
「おいいきなり泣き出すとかキモイぞ北山......(汗)」
「うるせぇ藤ヶ谷!」
「(笑笑)まぁキッチン借りるね!」
「はいよ~」
そういうと横尾をは早速台所に行き、準備を始める。
「いやぁ横尾さんの料理が食べられるなんて嬉しいよ!
いっつもはキスブサで見てるだけだもん(笑)」
二階堂は凄く嬉しそうにしていた。
「とびっきりの料理を作ってあげるよ!」
横尾も気合十分だった。